今回はエステサロンにおける販売促進費と広告宣伝費
の違いについてお伝えします。
大まかには決まっていますが、
経費の項目を何費にするかは
【事業主】の判断で良いらしいです。
税務署からすれば、売上、経費の
【合計金額】が正しく合っていれば
細かな内訳はあまり気にしないと
言うことですね。
なので、わたしの場合は税理士の
先生と相談して決めています。
わたしのサロンの場合ですが
費目を決める時の参考になれば嬉しいです。
広告宣伝費?それとも販売促進費?
では今から、広告宣伝費と販売促進費になりそうな項目を
それぞれ具体例を挙げて分けていきたいと思います。
まず、広告宣伝費からです。
広告宣伝費の例
・メニュー表、パンフレットなどの制作費、印刷費 ・フリーペーパーやクーポンサイトの掲載料 ・ウェブサイトの運営費(通信費でも可) ・ポスティングのチラシ作成・印刷費 ・新聞折り込み費用
など、どちらかといえば
→新規のお客様を集客するための費用
一方で、販売促進費は、
販売促進費の例
・テスターとして使用する化粧品 ・化粧品のサンプル ・会員向けニュースレターの制作、印刷費 ・コース販売の特典商品 ・キャンペーン時のご来店特典ノベルティグッズ
など
→ 販売促進費は、既存のお客さま からの売上を増加させるために使う費用
というふうに分けるのが個人的にオススメです。
その理由を次にお伝えしたいと思います。
売上の8割は2割の既存のお客様からもたらされる
パレートの法則でおなじみですが、
2対8の法則です。
ということで、大切なお客様から
いただいたお金を効率よく投資して、
生産性を上げるためにも、
新規集客にかける経費、
既存のお客さま売上にかける経費
と分けることで費用対効果を
わかりやすく把握することができます。
そして理想としては、
既存のお客様にかける経費のほうが、 新規集客にかける経費よりも多いほうがいい です。
なので、販売促進費が広告宣伝費よりも多い状態ですね。(わたしのサロンのやり方で言えばですが)
もちろん、広告宣伝費と販売促進費の
費目については、これが絶対に正しい
というワケではありません。
あくまで考え方の1つとして、
参考にしていただければ幸いです。
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