知っているようで知らない?回数チケット販売をした際の正しい仕訳方法

あなたのサロンでは回数チケットの販売をしていますか?

わたしのサロンでも、7月と12月の年に2回大型の
キャンペーンでは日ごろ販売していない
回数チケットを販売したりします。

では、チケット販売をした際に、 どのようにして経理処理をしていますか? 

今日は税理士の先生に聞いた
正しい経理処理方法について
お伝えしていきたいと思います。

チケットやコース販売に関しては
前金で一括でお客様からご入金いただくことが
ほとんどだと思います。

今日は【現金で一括払い】していただいた場合の
計上の仕方をお伝えしますね。

この際の計上の仕方は3つあります。

初回に一括【現金】で入金していただいた場合の仕訳方法

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①ご入金頂いた日に全額その日の売上とする

②すべて回数の消化が終わった日に売上とする

③いったん前受金の処理をして、消化された日に
消化された金額分だけ、「売上」計上していく

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①~③すべて正しい仕訳です。

しかし!

わたしは③でいつも計上するようにしています。

なぜなら、それが一番、理にかなっているから。

 コース消化されていないお金は「預り金」に 過ぎません よね。

なので、消化されたときにはじめて「売上」と
するのが一番納得がいきますよね。

以前、多くのエステサロンが、このコース契約の際の
ご入金(預かり金)を「売上」と勘違いして、資金繰りを
間違ってしまい倒産する会社が多々ありました。

手元にお金があるから使っていいと
思ってしまうんですね。

  ここが大きな落とし穴です。 

この前受金を売上を当てにして資金繰りしてはダメです。

ご入金していただいたらその都度、口座に
預入しておくようにするといいですよね。
そして、常に前受金の残高が口座にあるようにしておくと安心です。

お客様からの解約のお申し出が万が一あったときにも
(本当はあってほしくないですが…)
すぐにご返金の対応ができます。

毎月の純粋な売上を把握するといった点においても、
「売上」が上がったら都度振替処理をすることを
オススメします!

仕訳方法については、次回のブログでまた
お伝えしたいと思います!!

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コース契約でご入金いただいた現金は
一旦「前受金」として処理しておく

コース消化された日に、売上として
計上することが健全なサロン経営
につながる

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