
今日は、
ひとりサロンが効率よく利益を最大化する経費の使い方
についてお伝えしたいと思います!
うまくいっているサロンがどこにお金をつかっているのかがわかれば、効率よく利益を生み出していくことができます。
売上、売上と売上高ばかりに目が行きがちですが、あなたもご存知の通り、会社にとって大事なのは「利益」です。売上高ばかりが高くても赤字であれば、会社は存続できません。何より不測の事態が起こったとき、今回のコロナ禍でも明らかになったのは、どれだけ会社の体力があるかです。
お客様にとっても安定的に安心してサロンに通っていただくには、経営自体もきちんとしておかなければいけませんよね。どんなにステキなサロンでも続かなければお客様をガッカリさせてしまいますし、あなたがお客様にお届けしたいステキな価値をご提供できなくなります。長くサロンを続けていく上でやっぱり大事なのは「利益」です。
ということで、今日は、そのサロンにとって大事な「利益」をどのように効率よく生み出していくか、具体的な方法をお伝えしていきます。
利益となるほとんどの売上はいうまでもなく、【既存のお客様】からもたらされることがほとんど です。
これは二八の法則(パレートの法則)というもので当てはめられます。
わたしのサロンでもこの法則にほぼ当てはまっています。
あなたのサロンではいかがでしょうか??
ぜひ一度、売上高の額を既存のお客様とご新規のお客様に分けてみてその比率を計算してみて下さい。
ビジネスにおいて、売上の8割は全顧客の2割が生み出していることがほとんどです。なので、経費を使う際にも、 既存のお客様向けのサービス向上、販売促進、再来店促進に費用を多く投資するほうがはるかに効率的 というわけです。
わたしのサロンでは、新規集客にかける経費を【広告宣伝費】、既存のお客様からの売上アップにかける経費を【販売促進費】としています。
※わたしのサロンの場合です。定義の仕方は色々ありますが便宜上、経費の項目を入力する際に、そうして分けています。会計データとしてみた時にわかりやすいからです。
そして、新規集客にかける費用と既存のお客様へのサービス向上費用、リピート集客に使う費用の割合をこの2割、8割にコントロールします。
既存のお客様のご満足度アップ、サービスの質の向上に費用を投資すれば、再来店率がアップし、ご購入単価が増え、サロンの経営は安定します。なので、新規集客に躍起にならなくても、既存のお客様だけで成り立つサロンができあがります。
既存のお客様が喜んでくださるとそこから紹介なども生まれやすくなり、結果的に新規集客にほとんど費用をかけなくてもサロン経営がうまく回りはじめます。
例えば、
既存のお客様への販売促進というものは、
・お礼状を書く
・ニュースレターをお送りする
・オススメのお化粧品のサンプルをお渡しする
・販売しているお化粧品のテスターを充実させる
・ご来店特典をご用意する(シートマスクプレゼントとかよくやります)
・クーポン券やポイントカードの制作費
・ご紹介特典やご紹介時のプレゼントをご用意する
・既存のお客様だけが受けることのできるサービスを作る
など、より販売や再来店、リピート率アップにつながるものに多く投資します。
資金に限りのある、ひとりサロンの場合いかに効率よく経費を使うかがとても大切です。
費用対効果が高いところを見極めてお金を使うことをオススメします。
既存のお客様から頂いたお金、そのお客様のために再投資できると好循環に突入しますし、利益率の高いサロンを作ることが可能になります 。ということで、経費の見直しに参考になれば幸いです!
今日は「ひとりサロンが効率よく利益を最大化する経費の使い方」をお届けしました!
何か参考になれば幸いです。
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